「奈良は災害が少ないから安心」
かくいう私やすろーも
奈良で生まれ育ちましたが
奈良は災害のイメージがあまりありません。
それでも、奈良の川は過去に氾濫しています。

一見綺麗な土地に見えますが、大切なのは造成される前の状況。
整形された土地は家を建てるのには
もってこいに見えますが
実はそこが落とし穴。
せっかくの家が大雨や災害の被害に遭わないために
土地購入前にハザードマップを確認しましょう。
調べる順番は、この5つ
「重ねるハザードマップ」に
土地の住所を入れます。
盛土か、昔の川筋かが分かります。
詳しい地図に行けます。
地図で分からないのはここだけです。
入口はここです。
ハザードマップポータルサイト(国土交通省)
住所を入れると、その地域のリスクが地図に重なって出てきます。

見落とされやすいのが「土地の成り立ち」
洪水と土砂災害の影響は、みなさん心配され、確認される項目です。
よく見落としてしまうのが、
地形分類という項目です。
これは、その土地がどうやってできたかを
示す地図です。
自然のままの台地なのか。
盛土や埋め立てでつくられた土地なのか。
昔、川が流れていた場所(旧河道)なのか。
ここは、地盤の強さと
液状化のしやすさに直結します。
つまり、
地盤改良にいくらかかるかの話にもつながります。
奈良盆地は水田を造成した住宅地が多いので、
なおさら見ておく価値があります。
地形分類で「旧河道」と出ることがあります。
この場合は浸水の心配は少なくても
地盤はやわらかい可能性があります。
奈良で知っておきたいこと
奈良県は、全国で見れば
災害の被害が少ない県に入ります。
ただ大和川の水系では、
これまで何度も水害の記録があります。
県も市町村も、浸水想定区域図を公開しています。
過去には大地震もありました。
奈良盆地の東側には、
奈良盆地東縁断層帯という
長さ約35kmの活断層帯があります。
政府の地震調査研究推進本部は
ここでマグニチュード7程度の地震を
想定しています。
県の被害想定では、震度6強から7が想定される地域もあります。
色が付いていたら、やめるべきか

塀の位置も地面の高さも、あとから直すのは大変です。
決めるのは着工の前。
奈良盆地は川沿いに街が広がっているので、
便利な場所ほど
ハザードがつきやすいのが実情です。
全部を避けていたら、
候補の土地は極端に少なくなります。
ハザードマップで範囲内になっている場合、
どの災害で、どれくらいの深さ・高さが想定されているか。
そこまで見て、
対策とセットで決めることが重要になります。
建てる側でできること

基礎の高さも、分電盤の位置も、決めるのは紙の上です。
シバサンホームは全棟で
許容応力度計算という構造計算をしています。
シバサンホームの性能耐震等級3と断熱等級6を、全棟で標準にしています。
そして地盤のことは、
費用の話と切り離せません。
総額が決まらない理由です。
まとめ
- 土地を決める前に、ハザードマップポータルで住所を入れる
- 洪水・土砂災害に加えて、「土地の成り立ち」まで見る
- 市町村の詳しい地図も見ておく
- 最後は現地で、周りとの高さを自分の目で見る
- 範囲内でも、被害を想定して備えましょう
