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2025/08/21
見積もり表。概算とは?
さてさて、これからもしっかりとブログを続けていかねば・・・
アドバイザーの神保です。
よろしくお願いします。
これを読んでおられる方は、おそらく各社の見積もりがわかりにくい!!
なんやねんこれ!と思っておられる方ではないでしょうか?
わかります。凄くわかります。
何が入って何が必要なのか・・・
ほんで家って【家の価格】だけじゃありまへんの?
キッチンならわかる。
豪華にしたら、それこそオーダーメイドにしたら高くなるのは分かる。
でも家の付帯費用って、なにそれ・・・
その気持ち、凄くわかります。
だって僕もこの業界に最初っからいた訳じゃないですからね!
初めは意味がわかりませんでした。
最初の誤解
【 新築は物であって、物じゃない。 】
これに尽きると思います。
建売のお家はもうそこにあるので【物】で良いと思います。
ぜーーーーんぶかかった費用を計算して
お客様用として提示してる訳ですから。
新築はちょっと特殊で
例えば・・・そうですね・・・
パスタ!パスタだとしましょう!(何言ってんだこいつと思わないで)
建売パスタは、メニュー表の中から選び
完成図が写真としてわかりやすく載っています。
形や内容、味が決まっていて、過去に何度も同じ物を作った事があるので
かかるだろう費用から計算してわかりやすくお客様にご提示できます。
その分誰が何を使ってどのように作っているかはわかりませんが・・・
新築パスタは、メニュー表には載りません。
麵の種類の他に具材は何を入れるか、ソースは何で作るか
そこに加えて火加減や湯で時間はどうするのか
そもそもコンロは何を使うのか、調理場の環境は清潔なのか
町中華のようにそこまで気しない環境にするのか・・・
1から決めて、それぞれを計算して
しかも唯一無二を作ろうとしています
まだ1度も作った事がないので、概算でのご提示となります。
そして麺をゆで始める前に着手金を支払います。
まだできてもいない物にお金を払ってしまうのです。
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ここで怖いのが値引きの話・・・
さて食材や調理環境が決まりました。
3000円するあなたの理想のパスタ、500円値引きして2500円になりました!
嬉しいですね!お得に買えましたから!
・・・本当に・・・?
たった500円の値引きですが
あなた1人に対して行っているわけではありません。
全国的に見ると相当な金額の値引きとなります。
ではそれを取り返す為に何をするか・・・・・・・・
食材を発注して調理するのはこれからです。
全粒粉パスタのはずがグルテンたっぷりだったり・・・
ミシュランシェフに作ってもらうはずが、そのお弟子さんが作る事に・・・
提供スピードを速めるあまり、食材を床に落としたり・・・
お弟子さんには休みが無く、他メニューと併用していて
アルデンテにするはずがベンコッティだったり・・・
疲れてガスの元栓開けっ放しだったり・・・
安い部材に変える、安い職人に依頼する、工期を短くする。
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お家の諸費用とは
話がそれたので本題に戻ります。
という事で・・・
1から決めていくので、概算でのご提示となります。
新築の場合は
その土地によって、どのような建物かによって
大きく諸費用が変わってしまう事をご理解いただきたいんですね。
あまり変わらない部分
・建築確認申請費
・認定住宅申請費(長期優良住宅など)
・省エネ住宅申請費(ZEHなど)
・第三者機関検査費
・補助金申請費
・地盤保証費
・地域協定やその他建物に関わる申請費や保証費
・契約用印紙代
土地や建物によって大きく変わってしまう部分
〇水道関係
・給排水工事
・水道分担金
・水道引込費
・口径変更工事
〇土地関係
・地盤改良費
・擁壁などの土留め工事
・外溝費
・残土処分費
・解体工事
・小運搬費
・駐車場費
〇建築諸費用(建築関係その他)
・仮設資材費(足場/水道/電気仮設ポール/トイレ)
・仮設資材申請、引き込み費
・産業廃棄物処理費
〇その他
・火災保険
・登記費用(所有権/抵当権/保存登記/表示登記)
・つなぎ融資
ざっと洗い出してもこれだけあります。
場合によってはこれより増える事もあります。
これら全てを正確に計算して提示する事は不可能です。
だってこれを提示する時、まだ工事は始まってもないのですから・・・
僕たちは土地の調査をしっかりして
ある程度のご希望を把握して
かかるであろう諸費用を調べて
最初からご提示しますが
そうでないところも多々あります。
なので、何が入っていて、何が入っていないのかを把握する必要があります。
と、いうよりも、お家とはこれだけの事をしているので
最低限でも上記に羅列した費用は把握するのがベストです。
見積に入ってないけど大丈夫?ぐらいにならないと怖いという事です。
対応策
先に記述したように、ある程度の諸費用を把握する必要がありますが
分からなければ聞くことです。
新築は決める事が凄く多い・・・
初めて聞く単語もありますし、2回3回聞かなければわかりません。
(僕がそうでしたから)
わからないままスルーしてしまうと後々自分自身に降りかかります。
(僕がそうでしたからー!)
この業界わからない事が当然なんです。
有名な不動産会社の方でもお家については間違っている事もあります。
彼らは建築関係の書類に慣れているだけです。
それこそ僕は土地の契約書は作れません。
契約書に慣れているだけで
おかしい場合に違和感には気づき突っ込めるだけです。
覚える事や特殊なパターンが多いので、分からない事だらけです。
そしてわからなければ聞いてみる。
聞いてみてどこか腑に落ちなければ、帰ってから調べてみる。
ネット記事は間違った事を言うのもあり
自分の欲しい意見に行きつくまで調べてしまう性質があるので
いろんな記事を参考にする事です。
ひとまずですが
上記に羅列した諸費用は、1度調べてみる事をおすすめします。
一項目で【諸費用】みたいな見積や
本体価格にコミコミという言葉を
施主側と建築側では理解が違う事を分かってほしいです。
【諸費用込みでわかりやすい!】
〖コミコミの中に上乗せして提示し、うやむやにしています。〗
【3000万もするからこの諸費用の中の30万ぐらい値引きして欲しい】
〖その30万円だけを支払う業者が存在する。別のところで調整しよう。〗
それぞれ仕事を頼むところ
支払うところや時期が細分化されているので
これだけ多くの諸費用があるんです。
そしてそれは、わからないままじゃいられません。
見積もりをご提示された際は良く見て!良く聞いて!
しっかり把握して対策しましょう。
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